伊勢物語・土佐日記・むや実。

これは、『伊勢物語/土佐日記』と「むや実」のツーショットです。

f:id:muyamisaki:20180411143343j:plain

 きのう図書館でかりてきた『伊勢物語/土佐日記』です。かなり古いです。図書館の閉架書庫から係のひとが出してきてくれました。1990年4月20日製ですからえーと、28年も前のものです。

 著者:津島佑子。

 講談社「古典の旅」シリーズ② 編集委員:瀬戸内寂聴/田辺聖子。

 巻末解説「歌人の行方」:藤井貞和 東京学芸大学助教授(当時)。

のお名前があります。

 本の表紙の毛筆文字は、さらにさらに古くて、1000年よりもっと前のものらしく、ぜんぶは、と~っても読めませぬ。なんとか判読できた字は、

 「よ・中・たえ・」「桜の」「な・り(を?)・」だけでした。

 後ろの表紙は、もっとむずかしく、図書館のバーコードシールで見えないところもあるのですが、読めたのは「の」と「心は」だけ。

 どこかに模範回答ないのか? と、探しますと、後ろ表紙カバー折返し。。いぢわる部分。。にありました。

 【世の中に たえて桜の なかりせば】

 【春の心は のどけからまし】(伊勢物語)

 と、なっていました。

本文にはいります。

 当時43歳の著者が、取材旅行の出発にあたって、書いています。

 「私には生意気盛りの娘がいる。生意気だから自立しているかと言うと、その逆だから母親としては腹が立つことが多い。しかし、それで放っておくわけにもいかない」

 ので、

 「この『伊勢物語』の旅に娘を誘ってみた。反抗期の娘を一人で置いていくのも心配だから、という親の本音もあったわけだが、そこはおとなのずるさで、恩着せがましく、あなたを今回、特別にカメラマン兼助手に雇ってあげるから、一緒に旅行しませんか、と切り出した。」

 

 この、15歳・特別カメラマン兼助手さんと、ここを読んでいるあたしも、なぜか、いっしょに、3日間の取材旅行に、くっついていくかんじに、なってゆくのであります。

 季節は、、、

 「あと一週間もしたら、桜の花がほころびだすだろうという、まだ肌寒い時期にでかけることになった。」

 【つづく】