石牟婁の南側斜面に生息しているわりと元気な蕗(フキ)一族のこと

 

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 ここのフキは、葉っぱがおおきくて立派ですが、茎の身長は葉っぱにくらべて、そんなに丈が長く高くないです。
 この斜面には、おなじような背丈の、ちょうどいまが食べごろみたいなフキの一族が生息しています。


 斜面の下の方に、小排水路があります。
 傾斜部分に降った雨水が、さらにその下のほう、高低差1メートルほどのところにある石牟婁(いしむろ)にむけてぢかに、落ちていかないようになってます。
 小排水路に沿って一列に、さらに背丈の低めのフキが生えてます。そこが高低差で一番低い場所なので日照の加減の差がでているのかもしれません。


 その石牟婁のなかで、いま、これを書いています。
 
 フキに、どんな種類のフキがあるのか、あたしには、さっぱりわかりません。スーパーなんかで売ってるフキは、もっと、茎が太くて長くて、葉っぱも大きいようです、よね? 

 

 石牟婁の上にコンクリートでできたベランダがあります。
 ちょうどそこに、石牟婁の大家さんがいました。
 並んだプランターに水やりしているところでした。

 「あーのー、ここに生えてるフキ、もう食べれますか~?」
 と、きいてみると、


 「あー、それね。いける、いける。ちょーどいいよ。ホタカ山のフキよー」
 「穂高って、上高地のー?」
 「あっちじゃなくって、上州武尊山、牧場があって、」
 「上州すか・・・?」
 「群馬県ね、沼田から入ったかな? 冬はスキー場で、雪なくなると牧場。その牧場の上の方に生えてたやつね、根っこから引っこ抜いて、新聞紙にくるんで、そこの斜面に、たしか、十年くらい前に移植した・・・どんどんふえたー」
 「でもこのフキ、まだ、ちいさいみたいだけど、食べられます、か、ねー?」
 「たかい山にはえてたフキだから、小ぶりなんじゃないの? スーパーのは、ほらー、いちいち茎のスジ? センイ? を取らないとダメでしょ?」
 「ホタカのフキは、ダイジョーブなんですかー?」
 「やわらくておいしいよ、葉っぱもいけるー」
 「葉っぱ、生でいけるんですかー?」
 「やー、あたしは、たいがい甘辛煮だけどー」
 「つくだにですかー?」
 「そそ、サラダでいけたら、あとで教えて、ねー」
 「はーい」
 「台所ハサミで、チョキチョキね、根っこは残しといてねー。あたらしいのがまだどんどん生えてくるから」
 「あ、はーい」
 
 フキの茎の下のほうをチョキチョキ切って、葉っぱついたまんまのをたばにして、大家さんと半分こにしました。


 あといちおう、ネットで調理法をチェックして、ついでに、「蕗」は、なんで「ふき」なんだろ、と・・・


 あの、ななんといいましょうか、その、、ごはんこれから食べるひともいるでしょ?
 サラダは、やっぱりやめといて、つくだ煮にしておくことに、したのでした。

 

【つつく】