むやミ日記

Muyami Net Watching Diary

ギイギイねじまきシナモン口閉ざし《変態回転1》=栗の木ばやしでつかまって=(連載中篇その3)

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カナブン退治がさ、一段落したと思ったら、こんどはギイギイ鳥群団がね、完熟ぶどう突っつきにくるんだよー

 

○△□●▲■✖X✕ねじまき✖X✕●▲■○△□

 

 ねじまき? がどした? あれれあんた、髪のび過ぎじゃない? あと変に眼玉あかいよ?

 

○△□●▲■✖X✕シナモン✖X✕●▲■○△□

 

シナモン? がどーしたの? へんね、やだね、きのうさ、たっクマくんが、あんたのこと、どーしたんだろ? 変だー ってゆってたけど? ちょっとホントどーしたのよ? 

 

○△□●▲■✖X✕・・・・✖X✕●▲■○△□

 

あらら、きのうはすごいいきおいで改行なしで文字数ふやしてたでしょー?

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

あれー、「・・・・・・・・・」とかだけで、文字数カウントされるのかね?

 

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あー、おもいだしたー「ねじまき と シナモン」だったら、あれだ、あれな、ちょっとまってな?

 

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ほら、これ、 ここだろ? ギイイイイイ の ねじまきね?

 p.104

 例によって、ねじまき鳥がどこかの木の上で鳴いているのが聞こえた。ギイイイイイ、とそれは鳴いた。僕は新聞を置いて体を起こし、柱にもたれかかって庭を眺めた。すこしあとで鳥はもう一度鳴いた。隣の庭の松の木の上の方で、ギイイイイイイイという鳴き声が聞こえた。目をこらしてみたが、鳥の姿を認めることはできなかった。鳴き声だけだ。いつものように。とにかくこのようにして世界の一日分のねじが巻かれるのだ。

 
村上春樹

『ねじまき鳥クロニクル』

第1部泥棒かささぎ編

発行1994年4月12日

 

 

でこっちが、シナモンね。

 

p.171

「シナモンが口を閉ざしてしまったのは、六歳の誕生日を迎える少し前のことだった」、ナツメグは僕にそう語った。「それはちょうど小学校に上がる年だったわ。その年の二月に突然、彼は口をきかなくなったの。ずいぶん不思議な話だけれど、彼がまったく一言も口をきかないという事実にみんなが気づくのに、なんとその日の夜までかかったの。もともとあまり喋る子供じゃなかたけれど、それにしてもね。ふと気がつくと、そういえばシナモンは朝から何もしゃべっていなかった。私はなんとか彼を喋らせてみようとした。話しかけたり揺さぶったりしてみたけれど、でも駄目だった。シナモンはまるで石のかたまりのようにしてじっと黙り込んでいた。(略)」

 

同上

第3部鳥刺し男編

発行1995年8月25日

 

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うん、わかったわ。時計のねじまき方向に、いま、ちょっとだけ回転したのね? あとさ、シナモンってニッキのことだよね? ニッキ飴のニッキだろ? あんたも、突然喋れなくなって、ここの日記のこと、心配してるのだろ?

    

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【つづきます】