生態学の「分解者」にいくまえに新概念「○○者」が登場してのだった

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こういう写真を撮っていると、ときどき足元の草むらで「ガサガサッ」と、音がすることがあります。

 

 このまえの、↓のガクアジサイについていた

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テントウムシですが、その後、ぜんぜん姿を見ていません。

 

(引用1『現代思想』2017/11)

 アブラムシをテントウムシが食べる、という行為だけでは生態系の一部でしかない。アブラムシをテントウムシが食べた場所であるナスの畑と、それが根を張っている土壌と、それを照らしている太陽光、というふうに、一定の広がりをもって物質とエネルギーのやりとりをとらえることが生態系を知るという営みである。生命活動をしない物体と生命活動をする生物との相互作用のなかでできあがる全体的なまとまりになってはじめて、生態系と名付けることができる。

 

生態学の「分解者」概念について(1)

藤原辰史《分解の哲学第12回》

 

  なにか、かなり、むずかしそうな、ないようですが、このあとすぐに中学校の理科の時間のことなどがでてきますから、だいじょうぶです。 

(引用2同上)

 そもそも、生産者、消費者、分解者という生態学の概念は、奇妙な響きを持つ。とりわけ、言葉のニュアンスに拘泥する人文学者にとっては、その奇妙さはそれほど不思議なものではないだろう。
 これらの概念に出会うのは、ほとんどの場合、中学校の生物の時間である。光合成を営む植物が「生産者」、それを食べる草食動物や、肉食動物が「消費者」、そして、それらの排泄物や死骸をむさぼる菌類や微生物が「分解者」と定義されている。

 

 ね、それでここの「分解者」というのが、とうめんのターゲットなんですけれど、そこいくまえに、じゅんじゅんに、おもしろい説明がたくさんでてきます。 

 

(引用3同上)

 生態系を跋扈し眠り死んでいく生きものたちが、これら三種類の生物群集に分類されることは覚えるべき内容であった。

 もちろん、消費者は、第一次消費者(草食動物)と高次消費者(肉食動物)に分類することも多いが、大まかに分けると三種類であることに変わりはない。

 これらの概念との遭遇の記憶を辿ると、現在なお感じずにはいられないとまどいが浮かび上がる。

 
 ここの「とまどい」の具体的な例が、とても、おもしいろいです。

 理系・実学系 ✖ 文系・哲学系のクロスアイド・ハート! きのうのキース・リチャードのブルースを、きいているみたいなかんじです。 

 

(引用4同上)

 第一に、生きものにしてはとても経済学的な用語法であること。ブドウ糖を「生産」するアサガオ。まるで植物が、各ラインに生産者が配置されている自動車工場のように響く。シマウマを「消費」するライオン。まるでライオンが買い物かごをぶらさげて近所のスーパーマーケットに出かけ、財布からお金を取り出して肉屋でシマウマのひき肉300グラム注文し、そのあと家に帰って家計簿に記入しているようにさえ響く。アサガオやシマウマやライオンの排泄物や死骸を「分解」する無数の微生物たち。まるで修理工場にきた自動車をいじる修理工のように響く。全体としてとても人間的に、もっといえば人工的に響く。そして、生産者と消費者は経済学の用語であるため、新聞の経済面で報道されている出来事のように響く。そんななかで、分解者はすこし浮いていることに気づくがここでは深入りしない。いずれにしても、こうしたたぐいの三つの生物群集をわけるのはよいとしても、それに生態学独自の用語を う み だ さ な か っ た こ と は 人文学の立場からするとたいへん興味深い。

 (強調太文字は引用者)

 

「分解者」が主役なんですが、後まわしになっています。

 

 引用ばっかりで、すみません。

 

 こうみてくると、テントウムシは、ここのところ鳥類の活動がかなりニギヤカーになってきているので、すでにもう、ギャーギャー鳥らの食料になってしまったのかも、です。
 
 そのかわりに、きのう出てきたカナブンですが、堆肥製造用の緑色のコンポスト(写真の左奥)の下の、ただいま絶賛分解中とおもわれる枯葉枯草米糠等と、その下の土(土壌!?)に、どうやらカナブン発生基地があるみたいなのです。


 この前とつぜん登場したアオダイショウのこどもは、いつもその緑色コンポストのほうの草陰に、ニョロニョロ帰っていってますから。
 
 ということを、お世話になってる大家さんに、話をすると、

 

 「うぇー、じゃー、もうー、堆肥つくるのよそうかー・・」

 

 っていうんですね。
 

 大家さんヘビが、まるっきりだめらしいのです。

 ということは、、


 生態学の「生産者」、「消費者」、「分解者」というような概念に、もういっこ、

 

 適当な新概念=「○○者」を、

 なんとか、かんがえて名前つけないと、、、ね?

 

 


 「中断者」かなー?

 


【つづきます】