むやミ日記

Muyami Net Watching Diary

早咲きの メタのレベルや 朝の顔

f:id:muyamisaki:20180628204410j:plain

 この花、あさがお なのか? な、
 みおぼえのある、あさがおの葉っぱや、つる、がみえないな・・

ぼーっとして、
 まだねぼけて、
  いるので、ございます。

 

 まず、農業に関心を持つとはどういうことか、なぜいま、強い関心をもたなければならないのか、というメタレベルの問に向かうために、デイビッッド・モントゴメリー&アン・ビクレー『土と内蔵━━微生物が作る世界』(片岡夏実訳、築地書館、2016年)を挙げたい。
 農業とは何かという大問題について、真正面から考えたい読者は考えることが多いだろう。原題は『隠された世界の半分』である。著者は、地形学者とその妻の生物学者である。二人が、ある日、新しく購入した家の庭を、コーヒー滓などの廃棄物を鋤き込むことで蘇らせようとする素朴な実験から始まる。さらに、妻の病気も重なって、腸内で微生物が活動しやすい繊維質をふんだんに盛り込んだ食事への改善実験も、コメディータッチで描かれている。そして、実生活の二つの実験から微生物の働きぶりを身を以て経験し、土壌と内蔵を同時に考える、というとんでもなくユニークな視座を獲得することによって、農業の根源的な意味をとらえようとする作品である。本書によって、微生物の住処としての内臓と土壌を見直し、医学と農学の根源的な過ちを見つめることができるだろう。21世紀の「農医学言論」というべき本である。
 たとえば、根の話は瞠目させられた。植物は根を張る。根を張った土壌のあたりを根圏と呼ぶのだが、根圏では微生物が住みやすい環境をわざと植物が作っている。微生物は根に守られ、植物は微生物から栄養をもらう。「土壌の炭素の量は微生物の数に大きく左右される。植物は炭素を、炭水化物の豊富な浸透液の形で根圏に流し込み、ほとんど尽きることのない食欲を持つ有益微生物に餌を与える。微生物にとっては、まるで誰かが作物を育てて収穫し料理を作って運ぶところまで、すっかりお膳立てしてくれるようなものだ。それは諸仏には、いともたやすいことだ。何しろ大気から直接炭素を取り入れて、光合成で炭水化物を一からつくれるのだから」(120頁)
そして、細菌を飼いならしておくとこんなお返しをしてくれるのである。「上からくる厄介ごとを避けるために、植物が根圏に棲む細菌の力を借りるという興味深い例もある。葉の病原体が攻撃してきたとき、植物はそれを感知し、化学物質による長距離通信を根の細胞に送る。すると今度は根の細胞が浸透液を放出し始める。たとえばリンゴ酸というきわめて特殊な浸透液が、犬を呼ぶ羊飼いのように作用する。枯草菌が駆け寄ってきて、数時間で根にぎっしりと集落を作り、さらに植物と化学のコミュニケーションが始まる。細菌と植物の対話を引き金に、植物は葉の病原体に対抗する浸透性の防御物質を生産して循環させる。さらに驚くべきことに、枯草菌は植物に働きかけて、病原体が葉の内部への進入路とする葉の表面の小さな開口部(気孔)を閉じさせる」(125頁)
 心踊る内容である。つまり、農薬と化学肥料に基づく近代農業は、この微生物と植物の「コミュニケーション」の働きを弱めこそすれ、きちんと活かしていくことを考えてこなかった。(略)もっと驚くのは、これと似た共生関係は、実は人間の腸内でもみられるという。「本書執筆の準備をしていて偶然見つけた論文の一つに、大腸細胞の粘膜内層の滲出液を餌にする腸内微生物についての記述があった。大腸の滲出液だって? 滲出液は植物界の話じゃないのか? そのときひらめいた。根は腸であり腸は根なのだ!」(309頁)つまり、抗生物質が人間の腸内にもたらす影響がどんなものか、そして、腸内細菌が住みやすい繊維の(その繊維が)少ない食事がわたしたちの健康にもたらす悪影響はどんなものか、臆病者のわたしはここでは恐ろしくてあまり書けないが(以下略)

 

農業とは何か「この世界の土台を捉える」藤原辰史

現代思想 2018年4月号

 

 ぼーっとよんでいると、なんとなく、おもしろそう、、

 

 ここのところ、ほぼ毎日営業してる“ガテン系作業”が、ひとくぎりついて、その勤労報酬がいくらか溜まった。

 たまには一冊ぐらい本かってもいいだろ?

 

ってことで、密林図書店にいってみた。

『土と内蔵━━微生物が作る世界』2016/11/12刊(¥ 2,916)


「8件のカスタマーレビュー」よんだ。

こちらもおもしろかった。

「よみだすとすぐ眠ってしまう」(あたしも、本読みだすとだいたい、そーだよ)
「やや内容が難しいところが難点。」(あたしは、上の書評よんだだけでムズイ、同意、)
「健康、医療、食生活などライフスタイルを見直したい方にお勧め」(あー、見直せぬわ、読む前から、わかる、じぶんのことだから)
「腸内細菌のための麦芽おかゆレシピつくりました」(・・)
「どこかで必ず聞いたことあるような内容も多く・・」(・・)

「37人のお客様がこれが役に立ったと考えています」(・・)

もどってきた。

さっきの書評? の、気になってたとこ、さがした。

「・・というメタレベルの問に向かうために・・」

ここだよ。

 抽象=メタレベル
 具象=オブジェクトレベル

 メタメタにぼやーと、ねぼけたかんじの状態から、まれに、あらま、と何か変なことに気がつく。
 そうすると、少しずつその気づきの対象(オブジェクト)に、ちょっとなんだかキョーミが向く。けど、それがなんだかまだハッキリはわからない。
 なので、ちょっとだけわいてきたキョーミを手がかりに、さっきのメタのメレベルに「もどる」のではなく、すこしちょっとだけレベルアップしたぼやーとした別のメタの状態にいく(飛躍する。このじょうたいにならないとつぎの手がかりがつかみにくい)そうこうしてるとそのうちに、次の何か変なことに気がつく、かもしれない・・

 

 というような、抽象と具象をいったりきたりしながら「作業」ができたら、おもしろくて、いいな。

 さっきの「本」は、うちの町の図書館にリクエストしてみる、ってことに、気がついた。

 

【つづきます】