むやミ日記

Muyami Net Watching Diary

ふうそうお ほーたーる、に、なーる  の「ふうそうお」って?

 土曜日に刈り取った、南斜面の草々枝々で満タンのビニール袋(大)3コと、大家さん+あたしの分の燃えるゴミの入ったビニール袋(大)1コを、どさんどさんと台車に積んで、ゴミ出し場にころがしてると向こうから、十八年さんが、杖をつきながらゆっくり歩いてきます。

 

「おはようさぁ (らいねー)」


 十八年さんが、やや遠めのところから言うので、(らいねー)が、よく聞き取れませんません。


 なぜこのひとが「十八年さん」か、というと、きのうの日曜日に、草々枝々満タンビニ袋を3コつくっているとき、、、

 

そこのハシゴ、十尺かい?

 

f:id:muyamisaki:20180514190433j:plain

と、声をかけてきたひとが、「十八年さん」で、

 

・・・「十尺かい?」 が、イミフだったので、だまっていると・・・

 

「何段ある?」



とつづけてきくので、、

 

「・・・(数えている)・・・いちばんうえの段までは・・・(もいっかい数え直している)9段? あー、いちばん上には《ここに乗らないで》シール貼ってありました」

 

「おー、いちばん上からニ、三段下のところからはな、乗るな、な、」

「・・・」

「一段は一尺で、だいたい30センチで、ニ段だと、ヒザの少し上な、」

「・・・」

「三段だと腰骨のすこし下あたりだから、そっから上は、しろうとは、あぶない」


 と、かなりプロっぽいご注意指示のようだったので、あたしもいちおう、

「このまえ、そこで、上から3番めに登って、いのちづな、一番上の横棒につないでましたー」


 ハーネスをいのちづなにいいかえて、おこたえすると、

 

「ほー、そら、えい」

  

 で、そのあとに、

 十八年さんが、いつも必ず太めのしっかりした杖を持ち歩いていること、お医者から少しでも良いから歩くこと、と言われていること、そして定期的に訪問看護をうけてること、あと、じぶんは「18年生まれさ」というお年の話をするので、

 

( 2018-1918=? 2018-(18+X)=?  X=? ・・いくつ? )

 

「昭和な」

 

と言って笑いながら、

 

「おじゃまさぁ」


  ゆーっくり南のほうに歩いて・・見えなくなって・・・

 

それで、
   いま、

 

そこに、井戸があってなー

 

 まだ新しく建ったばっかりのヘーへルハウチュの横っちょあたりを指さして、十八年さんは言うのでした。

 

 そこには、新型住宅の色々がずらーっと並んで建っている、道路ぎわの角で、カラス、外ねこ、その他持ち去り防止用の黄色いネットがぶら下がっているところで、いまちょうど、カラスが一羽、黄色のネットの下からスーパーのレジ袋を引っ張り出して、なかみを突っついてる真っ最中のそこのところで、、

 

「その井戸よこに木造のポンプ小屋があってさ、いまぐらいの時期になると、ぐおんごん水汲みあげて、田んぼの用水路にどんどん水ながしてさ、夏の夜なんかんなると、ホタルがさー・・・」

 

「ホタル、うちの、大家さんも、いたっていってました」

 

だろ? ふうそうお ほーたーる、と、なーる、♪、つってさ・・・

 

「ふーそーお?」

 

「腐った草さ、むかしのひとは、あんたが出したよーな草は、水路のわきにつんでたのさー」

 

「腐った草が、ホタルになるんすかー」

 

「ホタルになったんだろなー、このへんも、むかしはさー」

 


【つづきます】